胃肉腫
ここでは胃の病気の一つ、胃肉腫について詳しく説明していきます。

胃肉腫とは、胃の悪性腫瘍の中でも上皮以外に発生する病気です。胃がんが胃の上皮に発生するのに対し、胃肉腫は上皮ではなく非上皮性のがんです。また、同じような腫瘍形成が見れる胃粘膜下腫瘍の多くが良性なのに対し、胃肉腫は悪性のみを指して言います。胃肉腫ではリンパ組織に腫瘍が発生する悪性リンパ腫が最も多く見られ、消化器の病気というよりも血液の病気として扱われます。


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【胃肉腫の原因】

胃肉腫の原因は、c-kit遺伝子という特有の遺伝子の異常が関係していると考えられていますが、なぜ遺伝子異常が生じるのか詳しくは分かっていません。また、罹患者の多くがヘリコバクター・ピロリ菌に感染していることから、ピロリ菌感染が何らかの影響を及ぼしているとも考えられています。さらに、ストレスや暴飲暴食、アルコールや喫煙など普段の生活習慣や食生活も深く関わっているものと考えられています。

【胃肉腫の症状】

胃肉腫の症状は胃がんと同様ほとんどが無症状で、自覚するような症状が現れることは少ないです。進行するにつれ症状が現れやすくなり、胃もたれや膨満感、胃痛などの胃の不快感や、食欲不振、吐き気や嘔吐などの症状が見られることがあります。腫瘍の影響で胃の内部で出血すると、吐血や下血が見られる場合があります。胃がんと同様、こういった症状が現れ始める頃には、すでに病気が進行している可能性が高まります。


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【胃肉腫の治療】

胃肉腫の治療は、抗がん剤による化学療法が基本となります。リンパ腫の場合は転移の可能性も高まるため、手術で切除するかどうかは慎重に検討されます。発見が早く腫瘍がごく小さな領域に留まる場合には、摘出手術の効果も期待できるので手術が基本となります。また、ピロリ菌感染が見られる場合には、ピロリ菌の除去も行う必要があります。
胃肉腫の場合、ある程度進行してしまうと死亡率は胃がんよりも高いと言われています。発見時に手の施しようがないということにならないよう、定期的にがん検診を受けることをお勧めします。


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